(FACEBOOKへのコメントをいただいた、猪野さま、安達さま、いつも”イイね”をありがとうございます。ブログ担当の私はSNSをやっておらず、コメント返信出来ません。申し訳ないです。それにしてもトゥデイは、みんな大好きですね(笑))
ワタシは営業マンで、関東、九州担当ですが、台湾、バンコクも営業エリア。たいした量はありませんが、輸出もしています。そんなこともあり、年に数回、海外出張。タイでは頻繁にクルマの展示会も開催されています。
https://response.jp/article/2015/03/30/247813.html
さて、関空に向かいます。今年、台風でタンカーが衝突した関空橋を通過。
早く開通してくれて、本当に助かりました。来年の5月ごろまで修復作業が続くそうですが、まったく不便を感じません。片側3車線が少し減ったからといって、ラッシュアワー以外はほとんどスイスイ。
関空内で、関西の最高級B級グルメ、551の蓬莱でイーカスタム社長と合流。イーカスタムの商品もフランスをはじめとするヨーロッパ、そしてアジアでも人気。シルクロードはイーカスタム商品の唯一の代理店。基本は直販のみ。
http://www.eeecustom.co.jp/home.htm
日本車の人気が世界的になると、当然、日本製のパーツも人気。当社もお付き合いのあるJ’S RACINGさまなどの超有名ブランドは、代理店が世界中にあります。
最近は、本当に航空チケットが安くなりました。正直、関空からバンコクはLCCなら東京⇔大阪の新幹線往復代と同じか、安いくらい。そう、2~3万円で往復出来るんです。
さて、モーターショーの報告は退屈なので、その後視察に出かけた市場の様子をアップ。
色んなマーケットがバンコク中にあります。日用雑貨、食材、クルマのパーツなど。世界中から観光客とバイヤーが集まっており、ものすごい熱気です。
紹介していけばキリがありません。全部、それぞれがナニかの専門店。値段は10円、20円、30円くらいから、500円くらいが大半です。驚くべき価格。日本の通販でも、こういうところでセレクトされたものが出品されているのを見かけます。
自動車のパーツも大量にあります。
アメちゃんのばら売りかと思ったら、タイヤのバルブキャップ。二個70円!
LEDライトがまぶしい…
LEDはどこでも大人気。
オーディオ関係。
バンコクではとにかくピックアップトラックが大人気。お迎えのクルマを待つ5分程度で、この場所で無数のピックアップを目撃しました。
トノカバー、日本の軽トラック用に作って欲しい…
本格的だ~
トヨタ、日産、三菱など日本ではほとんどピックアップトラックを販売していないメーカーのトラックがたくさん。いすゞも大人気。フォードやローバーなどの外国メーカーも人気。
カスタム率が高い。
どうやら、タイでは日本でいうところの軽自動車と同様、税制優遇措置がされているそうです。普通車が30~50%も税金がかかるそうですが、ピックアップトラックは3%程度。現地では人気のフィットやカローラが250万~300万もするのですが、ピックアップトラックは同じ金額を払えば上のグレードや装備が買えるのですから、人気になるわけです。
当社は5年程前から軽トラックを初め、レジャー車両、アウトドア車両、SUVといったタイプのパーツの開発をはじめており、こういうクルマが強いタイの市場をしばらく調査続けるつもりです。
さて!到着して出迎えてくれるバンコクの友人とランチ。
昼は軽い屋台ランチ。彼とは夜もご一緒することになります。現地に友人がいると、観光客メニューではなく、地元のヒトに長年愛されている本当にウマイものに出会えることが幸せ。
KKさんとPATさんは日本びいき。日本を良く知っています。なお、ワタシは彼のお父様とお付き合いが20年ほど前からあり、息子であるKKさんを小学生の頃から知っています。彼のオジサンみたいなモノデス。
ということで、今年、結婚式にも参加したんです。
タイのリッチファミリーの結婚式は、まるで日本の芸能人のような式でした。朝からお寺でお祈りしたあと、人前式が行われました。
300人近い参列者と巨大な会場で、記念撮影している中央の赤いネクタイは、なぜかイーカスタム社長。段取りもなく、いきなり親族として、言葉も通じないのに、真ん中で色んな儀式をしていました(爆笑)
昼食後から休憩をはさみ、夕方から別会場で大掛かりな披露宴、夕食、生バンドにダンスパーティー。一日がかりの大イベントでした。プロの演奏者だけでなく、司会者は人気テレビアナウンサーだったとか。
ワタシはタイを訪問する前までは、偏ったイメージしかありませんでしたから、初めて訪問したとき、非常に驚きました。バンコクの中心部のセレブさに圧倒されました。
https://retrip.jp/articles/3451/
欧米、中近東、アジア、いろんな国から色んな人種が集まっており、アジアのアメリカという雰囲気。中心部は超近代的。
ダイナミックな国で、超近代的なエリア、セレブ的なショッピングセンターが都市部にある一方、ジャングルや象がいるエリアもある。貧しい人もたくさんいれば、お金持ちもたくさん。エネルギーに満ち溢れています。
さて、餃子好きのワタシのために、KKさんは、餃子専門店を用意してくれていました。
https://www.bangkoknavi.com/food/120/
めちゃくちゃウマイです。だって、本物の中国人がやっているレストラン。タイは中国と国境があり陸続き。
友人のKKさんはタイ人ですが、ルーツは中国。小学生のときから知っていて、人前で裸になるのが恥かしいタイ人の彼を、日本の温泉に連れて行ったときに泣き出したことを思い出します。そんな彼が今も慕ってくれて、今は友人として付き合ってくれることがとても嬉しい。酒を一緒に飲むなんてねえ。
美しい…
小龍包と餃子のハーフ的なやつです。ジューシー!
世界のあちこちで中華料理を食べてきましたが、本国、中国が一番マズかった。二番目はイギリスが不味かった。
ワタシにとって、中華料理が一番ウマイ国は、タイ。信じられないくらいウマイ。日本の中華は調味料が濃く、ギトギトしているものが、多いように感じています。
日本から来た人で、野菜嫌いの人の多くが、タイでは野菜をがっつきます。それくらい絶妙な味付け。
タイ中華の定番の湯葉料理や干し豆腐も驚くべき美味さ。日本の中華料理屋さんでもこういうメニューを充実させて欲しい。
そして海鮮もタイの魅力。シーフードがほぼ嫌いな私も、こちらでは結構食べれます。唯一、嫌いなのはパクチー。注文の際は、パクチー抜きにしています。
タイのビールは最強!シンハビールが有名ですが、実はチャンビールのほうがウマイ!世界中のビールの中で、ワタシは日本のビールよりも、ベルギービールとチャンビールのほうがウマイと思っています。コクがあるけどふわっと柔らかく、飲みやすい。
はい、やらかしました(汗) もちろん、ハシゴします。今度は、バー、「サクソフォン」
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293916-d946573-Reviews-Saxophone_Pub-Bangkok.html
老舗の有名パブ。ベンツよりも、トゥデイが超カッコイイ!
酔っ払っていたので、後で気づきましたが、ノーマル然としていて、まるで当時のカタログそのままのような美車でした。
タイには欧米人が多数住んでいるので、バーやレストランもクオリティが超高い本格的なものばかりで、オシャレバーがたくさん。歴史豊かな国で、他国に歴史上占領されたことが無く、年季の入った渋い建物が豊富。
日本のテレビが刺激的だからとトゥクトゥクや象、ワニ、ジャングル、屋台ばかりを放映し、それを日本人の多くがなんとなく、それを見下して喜ぶわけですが、現地を知る私とすれば、個人的にはそれが恥かしく思えることもあります。ちなみに世界的な超高級ホテルの充実度も日本より上。
は~、こんな雰囲気久しぶり。
特等席だったので、バンドを上から覗けます。
ワイン飲み始めたらやばくなってきました。
朝6時にチェックアウトしてすぐ飛行機なので、早めにホテルに戻るべき… やばい、ホテルがカオサンロードでとっていた… 夜は世界のバックパッカーが集まり、ドンちゃん騒ぎする、世界的に有名な通り。ここに行くと、凄まじいエネルギーに圧倒されます。ただ、治安は良かったです。警察所がドンとあるからかもしれませんが、基本バンコクで酷い目にあったり、恐怖を覚える場面は過去ありませんでした。見た目の派手さとは裏腹に、イカガワシイお店なども無く、お酒とクラブをひたすら楽しむ場所でした。
https://retrip.jp/articles/7330/
ダメです、つるわ師匠がスイッチ入りました。
「飲んで帰ろうゼ!」
嫌な予感しかしません…
ヒドイ目覚めですが、なんとか間に合いました。しかし、悲劇が空港で待っていました…
70円で購入した、弓矢を巡り、空港の荷物検査でトラブルに…
「コレハアブナイ」
没収でした…(汗)
悲しそうな表情のつるわ師匠… 子どもさんへのおみやげだったのです…貨物預けなら問題は無かったそうです。まあ、職員さんたちも大変ですね。まさかこれでハイジャックするとは本気では思っていないでしょうけれど、職務ですから。
いろんなトラブルがありましたが(大半省略)、なんとか2泊3日の強行出張は終了できそうです。
はー、日本に到着… あまり嬉しくない…
新型マニを装着したデモカーでお帰りの師匠。ちなみに、すでに新型ND5RCロードスターのロングタイプのマニ、キャンペーン分がほぼ完売状態だそうです。
お疲れさまでした。
海外に行くと、文化もそうですが、クルマの事情の違いに驚きがたくさんあります。こうやって色んな国に行くと、刺激もありますし、新たな商品開発のヒントにもなります。今、ちょうど日本のクルマ文化は、この20年で一番大きな転換期を迎えているように感じます。従来カッコよかったもの、憧れだったもの、人気だったクルマやチューニング、カスタムスタイルが変化しつつあります。
人間、仕事もそうですが、過去の経験に縛られ、頼ってしまいガチ。そういうときこそ、まったく違ったスタイルや感覚、視点から見直すことが今の私も、シルクロードにも必要な時期のように思います。
ということで、この記事みると飲んで喰ってばかりですが、誤解がないことを祈っております(笑)